生きづらさを克服するために、自分の親を俯瞰で見ることはとっても大切です。
自分の家でのコミュニケーションが、自分ではふつうと思っていても、そうではない場合があるからです。
私自身、自分の親はふつうだと思っていたけど、知識を深めるにつれて、しつけの異常さや考え方の歪みがあったのだと気づきました。
自分自身もその影響をたくさん受けていますが、自覚があれば修正することができます。
癖づいている生きづらい言動を回避し、快適な選択をすることが生きづらさの克服につながるのです。
では、どのように知識を深めるのか。
私がおすすめするのは、図書館です。
この記事でご紹介します。
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【図書館が生きづらさ克服につながる理由】
たくさんの本が無料で読める
私が図書館に通い始めた時、毒親に関する本、メンタルヘルスに感する本、自己啓発の本を中心に読んでいました。
本はネットでの情報に比べて、専門家が書いていて信頼できるものが多く、情報がぎゅっとまとまっていて網羅的である、というメリットがあります。
本を読むことはその著者と出会い、深い話を聞くようなもの。(しかも図書館の本は無料!)
たくさんの本を読めば、それだけ多くの人の価値観に触れることができます。
多くの価値観を知った上で、改めて自分と親のことを振り返ってみると、それまでとはちがった気づきがあるでしょう。
本を探すことで自分の本音に気づく
図書館に行ったら、検索システムを使わずに、背表紙のタイトルを見ながら借りたい本を探してください。
本を探すのは一見めんどくさい作業ですが、すごく大切な作業です。
人は特定の物事を意識し始めると、それに関する情報が自然と目に留まるようになるそうです。(カラーバス効果と言うそう。)
なので、図書館で気になったタイトルを集めるだけでも「自分は何を意識しているか」「どうしたいか」といった自分の本音に気づくヒントになります。
おもしろいことに、疲れたり体調がよくなかったりすると、図書館に行っても興味がわかないんですよね。
そういう時は休む。
そうやって自分の感情や欲求に気づけるようになることが、生きづらさ克服につながります。
自分主導の情報収集ができる
「ネットでもいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。
でも、ネットで情報を発信している人は(少なくとも私も)視聴されることを目的にしています。
情報をわざわざ小分けにしてより多くの視聴数を稼ぐ、という手法はよく見られますし、場合によっては大した情報ではないのに続きを見るのに追加料金が発生することも。
おすすめ動画をクリックしていったら、いつの間にか目的以外の動画を見ていた、なんてこともありますよね。
それって、自分主導の情報収集ではありませんね。
誰かが利益を得るための仕組みに、知らずに乗せられて搾取されているんです。
なんだか毒親と子供の構図に似てませんか?
だからこそ、ネットではなく図書館で、自分の足と目と感性をつかって、自分主導の情報収集をすることをおすすめしたいのです。
誰の干渉も受けずに自分主導の人生を歩むためのトレーニングの1つとして。
【知は力なり】
私にとって親とは絶対的で、逆らってはいけない存在でしたが、たくさんの本を読んで、自分の親は必ずしも正しくないということに気づきました。
あとは、冒頭に書いた通りです。
これからは言われるがままを受け止めるのではなく、自分の考えを信じて行動しよう。
知識は、そんな自信をも与えてくれます。
また、いろんな人の生き方を知ることで、自分のさらなる可能性にも気づけるかもしれません。
図書館には、生きづらさ克服のヒントがたくさん詰まっているのです。
親のことを俯瞰で見られるようになったら、その親が自分に与えてきた「ふつう」を検証してみましょうか。
次回の記事で私が検証し、改善した私の「ふつう」について書いてみたいと思います。