「生きづらさ」と一言で言っても、抽象的でわかりにくいですよね。
私自身は
「消えてしまいたい」
「死にたい」
ということをよく思っていたので、そういうネガティブな気分になってしまうことかな、と思っています。
この記事では、生きづらさとはどんなものか、克服できるのか、私の体験をもとにまとめてみたいと思います。
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【生きづらさって何?私の場合】
私自身は
- 他人の顔色をうかがってしまう
- 他人との距離感がわからない
- ちょっとした言葉でも責められているように感じてしまう
のような傾向がありました。
そのため、人に都合よく利用されたり、邪険に扱われることは多かったと思います。
自分を責めて自己嫌悪になったり、逆に他人のせいにしたりして、その場しのぎの生き方をずっとしてきました。
自分の人生なのに、どこか不自由で、それに対する怒りや悲しみを常に押し殺している感じ。
私にとって生きづらさとは、そんな風に日常的に抱いていた、精神的な負荷だったと思います。
若い時にはその場しのぎの生き方でもどうにかなったけど、年をとって周りを見渡した時、自分の稚拙さに気づくと同時に、失った時間の大きさに絶望を感じました。
20代よりも30代・40代で我に返る人が多いのは、同年代との差異が大きくて、否が応でも気づかされるからだと思います。
【生きづらさの原因は】
私の生きづらさの原因は、幼少時代に構築してきた「思考の癖」と「コミュニケーションの経験不足」だと考えています。
私の母は、気性が荒く、突発的にキレるので、私はいつも母の顔色をうかがっていました。
また、私に干渉し、いつも難癖をつけていたので、私は自分の行動に自信が持てず、自分がしたいことをすれば罪悪感を感じるようになりました。
そういったことの積み重ねで、私は他人の顔色をうかがう・自分の行動に自信がないという思考の癖を身につけてしまったのです。
いっぽうで友人との交流は、勉強の邪魔になるからと阻害され、同世代の人とのコミュニケーションをとる機会を十分に得ることができませんでした。
悪しき思考の癖にくわえて、コミュニケーションの経験不足から、対人関係が難しいものとなり、生きづらさを感じる原因になっていたのです。
【生きづらさは克服できる?】
上記のことから、生きづらさを克服するには、「思考の癖」を修正し、コミュニケーションの経験を積むことが必要だということがわかります。
言うなれば、保護犬の人馴れ訓練のようなもの。
傷つき、人を怖がるようになってしまった犬でも、適切なトレーニングをすれば、落ち着きのある穏やかな暮らしをすることができるようになります。
同じように、間違った育てられ方をした自分でも、適切なアプローチをすれば、生きづらさは克服できると思います。
では、生きづらさを克服した状態とはどのようなものなのか。
次回の記事にまとめたいと思います。