私は、学生時代も職場でも、なぜか自分だけ浮いてしまうことに悩んでいました。
この記事では、その原因と解決策についてご紹介します。
以下のような人におすすめの内容です。
・コミュニケーションが苦手
・人間関係に疲れてしまう
・ネガティブ思考
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
【周囲から浮いてしまう原因】
ちょうどいい距離感がわからない
他人とのちょうどいい距離感とは、自分の主張も相手の主張もバランスよくやり取りでき、お互いに干渉し過ぎない距離だと私は考えています。
でも、かつての私は、仲良くなりたくて自分の話ばかりしてしまったり、逆に「連絡をとると迷惑かな」と相手を遠ざけてしまったりしていました。
そのようなバランスの悪いコミュニケーションは、「めんどくさそう」「1人が好きなのかな」という誤解を相手に与えてしまいます。
自分に自信がなさすぎる
自分に自信がなさすぎて、謙遜しすぎたり、自虐的な会話をすることはありませんか。
私自身もよくしていたのですが、そういう会話が相手に不快感を与えているかもしれません。
相手は自分を認めようとしてくれているのに、いちいち否定されたら、「つまらない人」「めんどくさい人」という印象を与えかねません。
嫌われたくない気持ちが強すぎる
相手に嫌われたくなくて、ご機嫌とりをすることも、相手に不快感を与えてしまいます。
相手が自分を好きと思うかどうかは、相手の自由。
それを自分の行動でどうにかしようと思うことは、相手をコントロールしようとする気持ちの表れです。
ふつうだと思っていることがふつうではないかも
自分ではふつうと思っていることが、世間一般のふつうとかけ離れている可能性もあります。
たとえば私の親は、気分次第で態度を変えることがしょっちゅうで、私はそれを当たり前のように受け入れていました。
私自身も、いつの間にか他人に対してそのようにふるまい、わかってくれないことをすねたり、開き直ったりするようになっていました。
同じように、育った環境ではふつうでも、世間一般ではふつうでないことがあり、そのふるまいが人を遠ざけているかもしれません。
清潔さ、金銭感覚、言葉づかい、物品の取り扱い方などに、その人の「ふつう」が表れるのではないかと思います。
以上のように、周囲から浮いてしまう原因は、コミュニケーションの仕方を知らないこと・気に入られようと無理をすること・一般との価値観のズレであることが考えられます。
【周囲から浮いてしまうことへの解決策】

周囲とうまくやってる人から学ぶ
浮いてしまう人がいる反面、いつも慕われている人っていますよね。
もし嫉妬してしまっているなら、本音では「そうなりたい」と思っている証拠。
その人がいつもどんな風にコミュニケーションをとっているか、お手本にしてみるといいでしょう。
いつでもにこやかで気持ちよくいるために、自分がご機嫌でいられるような工夫をしているはずです。
コミュニケーションを練習する
私自身は、幼少時代から「友達はいらない」と言われ、勉強を優先させられてきたので、人とのコミュニケーションの経験値が一般よりも少ないと思っています。
大人になったからって急にうまくできるわけはないし、コミュニケーションをうまくなろうと思えば、やっぱり人とのコミュニケーションの経験を増やして練習していくしかない。
「今の言い方はまずかったかも…」
なんて後悔することもありますが、「次はうまくやろう」と切り替えることが大切。
悪いと思うなら、ちゃんと謝ることです。
それでダメになる関係にいつまでもこだわるメリットはありません。
そんな風に、自分が自分のコーチになって、日々のコミュニケーションを練習していけば、おのずと人との距離感もつかめてくると思います。
いろんな人の生き方を学ぶ
私の親は、いい大学へ行き、いい会社に入り、いい相手と結婚することがいい人生なんだと言い張り、それ以外の選択肢を認めようとしませんでした。
逆に言えば、それ以外の選択肢を知らないので、たった1つの考えにすがりつくしかなく、客観的な判断ができないのです。
いろんな人の生き方を学ぶことは、そんな一辺倒で意固地な考え方から抜け出し、いろんな角度から柔軟に物事を見ることを可能にします。
本やテレビ、映画、YouTubeなど、まずは自分の興味のある人から、徐々に知識を広げていくといいでしょう。
「こうでなきゃ」という思考から「こういうのもアリなんだ」という思考に変わるので、気持ち的に楽になれますよ。
【まとめ】
周りから浮いてしまうことは悪いことのように思われがちですが、必ずしもそうではありません。
実は自分が合わない環境にいるだけってことも考えられるからです。
たとえば、猫が好きな人ばかりの中に、犬好きが入れられたら浮いてしまいますよね。
無理して話を合わせるか、潔く退出するか、犬のかわいさを主張するかは、どれをとっても間違いではないし、自分で選んでいいのです。
問題は、それをどう表現するか、ということです。
人間社会で生きる以上は、どうしたってコミュニケーションは避けられません。
だったらお互いに気持ちよくできるほうが、断然生きやすくなりますよね。
この記事で紹介した解決策を意識するだけでも、少しずつ自分が変わっていくのが感じられると思うし、その変化を感じることこそが自分への自信につながります。
自分を育てる気持ちで、試してみてくださいね。