私はこれまで、「見た目より中身が大事」と言い訳をしながら、自分の見た目に努力をしてきませんでした。
結果、ステキな人に会っても引け目を感じて「自分とは住む世界が違う人だ」と避けてしまったり、自分らしさがわからず、周りから見て「イタイ」服装をしてしまったり。
一方で、おしゃれを頑張った日にはすごく自信が持て、明るい気持ちで過ごせることを感じていました。
そんな中、私が図書館で出会った『見た目を磨く人は、うまくいく。』という本。
私のことを見透かしているかのような、ズバズバとした痛快な内容で、「自分を変えてみよう」という気持ちにさせてくれました。
この記事でご紹介します。
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【おおまかな内容】
本の冒頭には、こんな人のための本だという3つの例が書かれています。
1 見た目を磨きたいけど、どうしていいかわからない人。
2 見た目を磨くことで、意識を高くしたい人。
3 大切な人が見た目で損をしているので、教えてあげたい人
中谷彰宏著『見た目を磨く人は、うまくいく。』p.3
その上で、「オーラを輝かせる習慣」として67のトピックスが書かれています。
この本を読めば、自己肯定感を高めるために見た目を磨く必要があること、そしてその結果、人生がうまくいくようになるということがわかると思います。
【心に刺さる文章】
特に心に刺さったものを、引用しながらご紹介します。
あなたは中身と言いながら、見た目を磨いていない。
中身を、見た目を磨かない口実にしている
中谷彰宏著『見た目を磨く人は、うまくいく。』p.29
これは、ミス・ユニバースのトレーニングをしているディレクターの発言として紹介されている文章。
同じトピックスの中には、見た目を磨かない人が中身を磨いているかというと、そうでもないということも書かれています。
確かに、「中身が大事」と言いながら、努力することから逃げてきたなぁと私自身ドキッとしました。
見た目にこだわらないのは、「おなかがふくらめば、なんでもいい」というのと同じことなのです。
中谷彰宏著『見た目を磨く人は、うまくいく。』p.55
食べ物に関しては、健康や美しさにつながるというのは日頃から意識していましたが、着るものは意識できてなかったなぁと反省。
見た目にこだわることは、自分を大切にすることでもあるんだと感じさせられました。
天然を長く引っぱると、「子ども」から「大人」ではなく、「子ども」から「中年」になるのです。
中谷彰宏著『見た目を磨く人は、うまくいく。』p.70
「大人」と「中年」のちがいを見事に言い表した言葉。
まさしく、私は中年になろうとしてました。。。
洗練は、学んで得られることだとも書いてあります。
学びこそ、大人になるために必要なことというのは、服装だけでなく人生全体として大事なことですね。
私自身、毒親育ちは学びで克服していけると感じています。
足が痛いからと、つっかけに戻したり、ヒールの高さを下げないことです。
足が痛くなったら、歩き方を変えます。
それが、その人の姿勢や立ちふるまいが変わるチャンスです。
中谷彰宏著『見た目を磨く人は、うまくいく。』p.117
足が痛いという理由で、ヒールを避けてきた私には耳が痛い。。
でも、そうやって自分を高めることをやめてしまったがために、今の自分のポジションになっているわけで。
それはヒールだけでなく、他の挑戦に対しても同じことをしてきたかもしれません。
チャンスと思って頑張ることができれば、もっと好きな自分に出会えるのです。
隠すから、劣化する。
見られることで、見た目は変わる。
中谷彰宏著『見た目を磨く人は、うまくいく。』p.147
自信がなくて、引きこもりがちになって、どんどん劣化していく……
それって見た目だけじゃなく、人間もそうですよね。
実際にここ数年引きこもっていた私は、見た目だけじゃなくしゃべりも気づかいも…あらゆる面で劣化してました。汗
人は、自他を認識して初めて、自分の良し悪しがわかるのです。
ちょっと勇気はいるけど、外に出していくことって大切ですね。
【変わりたいと思う人におすすめの本】
読んでいると心に刺さりまくって、「厳しいなぁ」と感じる部分も正直ありました。
でも、私自身は毒親育ちの克服には、自分で一歩踏み出してみようという勇気は絶対に必要だと思っています。
人から直接言われるとなかなか受け入れにくいですが、本なら「う〜ん…そうかもなぁ」と自分のペースで考えながら、自分に落とし込んでいけます。
変わりたいと思っている人におすすめの1冊です。