【毒親育ち実践ノート】自分が正しいと思うのをやめる

【自己正当化してしまう理由は自己防衛】

自身はこれまで「自分が正しい、世の中がまちがっている」と思い込み、周りを敵対視することが多かったように思います。

サービスに対するクレームを入れることもあったし、「◯◯警察」とまではいかないまでもマナーの悪い人に腹を立てることも。

自分に起こる悪い出来事の原因を、自分ではなく他人のせいにすることはしょっちゅうでした。

人を批判したり、上からものを言ったりすることも多かった。

ネットでは、そういう人のことを『「自分が正しい」症候群』や『自己正当化バイアス』のある人と表現されています。

あえて障害とするなら『自己愛性パーソナリティ障害』と言えるのかな、と。

さらに「そんな人に振り回されないためには、距離を置きましょう」と書かれていて、実際に、そんな私に人は寄ってこず、孤独になっても開き直って生きてきました。

でも、自分が毒親育ちと気づいた時、上のような生き方が、母とまったく同じだと気づきました。

私自身は、「子供のくせに」と考えを否定され、言う通りにしなければ不機嫌になる母にいつもビクビクしながら生きてきましたが、それは、反抗期を迎える頃には強い反感に変わりました。

「母は何もわかってくれない」という不信感から、自己防衛的な意味で「自分が本当は正しいのだ」という考え方をするようになったんじゃないかな、と当時の自分をふり返って思います。


【自分が正しいと思うのをやめたら対人が楽になった】

「自分が正しい」という見方をすると、どうしても自分と違う意見は「敵」ということになり、自分を守るために攻撃的な姿勢をとることになります。

マウントを取ろうとして、相手の悪いところばかりに目が行き、批判したくなる。

人の成功がおもしろくなくて、あげ足をとるべく粗探しをする。

たとえ自分が間違っていても、「負けたくない」から謝れない。

私自身はそんな感じだったので、人と接する時はいつも緊張状態で、心はずっとイライラ。

そんなストレスから逃げるように、人間関係を何度もリセットしてきました。

でも、ある時ビジネス書を読んでいて「前提を疑う」という考え方を知り、衝撃を受けました。

「前提を疑うことで思考停止状態から脱却し、成長できる」というような内容だったかと思いますが、それを真に受けた私は「自分が正しい」という前提を疑ってみることにしました。

すると、頭から相手を否定することがなくなっただけでなく、「そういう考え方もあるのか」と受け入れられるようになったのです。

「なにかいいところがあればマネしちゃおう」という気になって、嫉妬のかわりに敬意が生まれ、自分の学びにつながれば感謝の気持ちさえ浮かんでくる。

「敵か味方か」「勝ちか負けか」のような二元的なとらえ方では、絶対に感じ得なかったものです。

さらによかったのは、自分が間違っていた時に素直に謝ることが怖くなくなったこと。

意見の相違や間違いがあったからと言って、存在まで否定されることはないってことを自分で体感できたからだと思います。

結果的に、ストレスを感じることが少なくなり、対人がすごく楽になりました。


【まとめ】

が自己正当化してしまっていた原因は「否定されるのが怖い」というトラウマ。

否定されるのが怖くて自分の正当性に意固地になって、結果的に人を遠ざけてしまうなんて、皮肉なもんですね……。

「正しさ」とは立場によって変化する、あいまいなもの。

それに頼ろうとすれば、自分を強固にかためなければならず、しんどいのは当たり前です。

「そんなに頑なにならなくても大丈夫」とわかるまでがしんどかったですね。。

親が与えてくれなかった学びは、自分で学んでいくしかありませんが、学びを通して成長していく自分を見られるのはすごく楽しいです。

そんな楽しさを、このブログをきっかけに感じていただけたら嬉しいなと思います。

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