【アダルトチルドレン克服】空気を読みすぎないこと

【空気を読みすぎる自分】

は、自分のことを空気を大事にできる人間だ、と思ってきました。

会話をうまくつなごうと努め、相手が話したい時は聞き役に徹底することもあったし、相手の飲み物の残量に合わせて自分も飲むペースを加減したりもしました。

とにかく相手が気持ちいい状態を保てるよう、尽くしてしまうところがありました。

裏を返せば、空気を大切にしすぎて、自分を大切にできていませんでした。

だから、人と会うとすごく疲れたし、「今日の会話でよかったんだろうか」と悶々としてしまうことも多々ありました。

気をつかいすぎて、会話の内容も覚えてない。

そして、そんな自分に嫌悪感を抱いてしまう悪循環を繰り返していました。


【自分の態度が職場でのいじめを誘発した】

のことは、職場での人間関係でも、私を苦しめました。

私は数々のバイト先を転々とするような人生を歩んできたのですが、その中でも印象に残っているのが2人のお局様。

指導する立場でありながら、自分の気分次第で無視をするような、意地悪な女性たちでした。

それなのに、当時の私は

「自分のどこが悪いんだろう」

と、自分を責め、相手の機嫌を損ねないように徹することしかできませんでした。

どちらも、職場の責任者に伝えたものの、根本解決には至らず。

結果的に、いじめはエスカレートし、私は精神を病んで退職を余儀なくされました。

その時は、私は「意地悪をしてきた相手が悪い」と思っていました。

でも、今では、「きぜんとした態度」を取らず、相手にマウントを取らせてしまった自分の弱さに原因があったと思います。

というのも、人は相手の強さを推し量るために、無意識にも試し行動をしているはずなんです。

たとえば、シフトの休日を相談する時、

「AとBどちらがいい?」

と聞かれた時に

「どちらでもいいです」

とか

「あなたのいいほうでいいです」

なんて答えると、「この人は自分より下だ」という印象を簡単に相手に与えてしまうんですね。

空気を読みすぎる人は、上のような回答をする可能性が高いと思います。

つまり、マウントを取られやすいのです。

そして、退屈しのぎにパートに出ているような女性にとったら、マウントを取れる年下の女性は格好の餌食。

最初はささいなやりとりでも、回数を重ねると、どんどん横柄な態度になっていくでしょう。

ちなみに、犬も、吠えて相手がひるんだという成功体験を繰り返すと、どんどんエスカレートして、立派な吠え犬になります。

つまり、いつも相手の機嫌を損ねないような態度をとることは、相手を横柄な人間に育てていることと同じなのです。


【自分を許すトレーニング】

のように考えたら、空気を読むことが必ずしも相手にとっていいことではない、ということがわかります。

でも、私自身「嫌われたらどうしよう」と考え、自分の意見を言うことができませんでした。

実際には、相手が私を嫌うかどうかは言ってみないとわかりません。

相手の反応をハナから信頼しない、というその態度が、無意識に相手に嫌悪感を与えてしまったと考えることもできます。

その背景にあったのは、過去に私が抱いていた親に対する恐怖心です。

「嫌われたら生きていけない」と勝手に思い込んでいたのです。

でも実際には、私は親と絶交したのに生きてます。

それと同じように、誰に嫌われても(ふつうは)命まで奪われることはありません。

嫌われても問題ないのです。

ならば、その場の空気にかかわらず自分の意見を言うことは、許されてもいいはず。

それなのに、なぜ空気を読み、相手を優先し続けてしまうのでしょうか。

そうするように自分の行動を決定づけているのは、一体誰でしょう

そう、ほかでもない自分なんです。

そのことに気づけたなら、自分が自分に意見することを許してあげる、それを意識してトレーニングとして取り組みましょう。

そして、その勇気を持つために「いつだって自分は自分の味方だ」と、自分と約束します。

あとは、場数を踏んで、他人とのほどよい空気感を肌で覚えるしかありません。

いつもかつも自分の意見を通していたら、それは逆にわがままになってしまうので、ちょうどいいバランス感覚を身につけることも必要です。

時には相手と気まずくなるような失敗をするかもしれません。

でも、自分は自分の味方なのだから、自分を責めずに失敗を冷静に分析し、次に活かすための踏み台にします。

それが自分で自分の人生に責任を持つ、という自立した生き方につながっていくのです。


【空気を作る】

が最初に就職したのが、2007年。

ちょうど「KY(空気を読めない)」が流行語大賞にノミネートされた年だったので、空気を読めないことは悪いことだというイメージを持ってしまっていました。

でも、最近は、空気を読む・読まないことよりも、「空気を作る」ことの大切さを感じています。

「あなたと話していたら楽しい」

「あなたと一緒にいると明るい気持ちになる」

そんな空気をかもし出せたら、ステキですよね。

自分を大切にできたら、きっとそんな空気を作ることも可能です。

そして、そんな人の周りには、自然とそういう人が集まってくるものです。

このブログの読者さんと、そんな世界を作れたら嬉しいなぁと思います。