【アダルトチルドレン克服】「自分に誠実であること」をゴールに据える

【自分のことがよくわからない原因】

自身、自分がアダルトチルドレンと気づくまで、他人の顔色をうかがいながら生きてきました。

いつも誰にも迷惑にならないように気をつけていたし、人の心理を先読みして自分の意見を変えたりすることも多々ありました。

でも、人のことにはよく気がつくわりに、自分のこととなると途端によくわからなくなるのです。

だから、人任せや運任せにすることも多かったし、本当にやりたいことが何かわからず、若い頃をムダに過ごしてしまいました。

原因として、すぐにかんしゃくを起こす・キレるタイミングがよくわからない母の存在がありました。

また、父もひとたび機嫌を損ねると、ムッとして黙り込み、家の空気を重くするようなところがありました。

私は小さい頃から、そんな両親の顔色をうかがいながら生活をせざるを得なかった。

10数年という長い年月を経て、「他人の顔色をうかがう」ことが私のデフォルトになってしまったのです。

また、そんな両親なので、私が自分の思うことを発言すると

「ひねくれ者だ」

と私を否定し、親の考えを押し付けることが常でした。

「他人の顔色をうかがう」のと同様に、私は自分の考えを実行する前から否定し、心の奥に閉じ込めてしまうということが習慣になりました。

結果、他人のことはよく考えられるのに、自分の気持ちはよくわからない大人になってしまったのです。


【なぜアダルトチルドレンは生きづらいのか】

は今まで、他人に対して誠実であろうと思ってきましたが、こうして見てみると、自分に対してはすごく不誠実だったことがわかります。

他人の顔色をうかがって自分の意見をねじ曲げたり、意見をすることすら遠慮してしまう。

自分が本当にしたいことよりも、他人が期待する行動をとってしまう。

そのたびに、自分の中の自分は傷ついてきました。(インナーチャイルドなんて言い方もされますね。)

「本当はこうしたいのに」

「本当はそうじゃないのに」

その無意識に受けたダメージが表層に影響して、卑屈な考え方になったり、他人を陥れたくなるような感情を持ったり、自虐的になったりするんだと思います。

ところで、犬は他の犬や人との力関係を、相手が発するエネルギーで感じ取ると言います。

簡単に言えば、自分より強いか弱いか。

顔の表情や呼吸、その他いろんな情報をあわせて「なんかいやな感じがする」と察知すれば、警戒態勢に入るためです。

人間も動物なので、同じように相手のエネルギーを無意識的に感じているのではないでしょうか。

相手がマイナスのエネルギーを持っていると直感的に判断すれば、避ける人もいるだろうし、ここぞとばかりにマウントを取りにくる人もいるでしょう、弱みにつけ込んで利用してやろうという人もいるかもしれません。

アダルトチルドレンが生きづらいのは、本人が発するマイナスのエネルギーが他の人に作用し、必然的にそのエネルギーに合う人や環境を自分に寄せつけてしまっている、と考えられるのではないでしょうか。

先に書いた卑屈っぽさや、他人への嫉妬心、自虐的な思考は、自分だけが思っていることではなく、言葉遣いやしぐさなどから、相手に伝わるということです。

厳しい書き方かもしれませんが、生きづらさとは、自らが作り出し、自らが呼び寄せているものなのです。


【自分に誠実であることをゴールにする】

れでは、どうすればいいのか。

私は、アダルトチルドレン克服にもっとも重要なことは「自分に誠実であること」だと考えます。

でも、それはそんなに簡単なことではありません。

私自身に関して書くと、長い期間を経て、自分の中の自分は傷つくことにすら慣れてしまっていました。

自分に誠実であろうとするたびに拒絶反応を引き起こし、「きっともっと不幸なことが起こるにちがいない」「私には今の暮らしがお似合いだ」などと、自分が変わろうとすることに否定的な考えを持ってしまうのです。

だから、「自分に誠実であること」をゴールに据え、そこに向かうための心のトレーニングをする必要があるのです。

ちなみに、犬のしつけも「どんな犬であるべきか」ゴールを考えた上で、日常生活の中で反復的にトレーニングを行うことで成功に導きます。

大切なことは、途中であきらめないことと、とにかく繰り返しトレーニングすること。

自分が自分に誠実であることに抵抗がなくなる時、それがゴールです。

では、ゴールを迎えたらどんないいことがあるのか?

私は、自分に誠実でいることで、自分が大好きになりました。

そして、今までは落ちたら落ちっぱなしだった感情を、コントロールできるようになりました。

結果的に、今は以前よりも気楽に、幸せに暮らしています。

そして、自分に誠実であれば、過去に関係なく、誰もが幸せに暮らすことができると思うようになりました。

もちろん、このページを開いてくださったあなたも、です。

ぜひ、このブログでアダルトチルドレンを克服してください。